2018年02月16日

TRAININGREPORT「velvet room studioギター研修」

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こんにちは。
velvet room studio店長の横尾です。

先日のレコーディング研修に引き続き、
今回はギター講師の瀧澤克成さんをお招きして、
スタッフにギターの研修を行っていただきましたので、
その模様をスタッフにレポートしてもらいました。

5名いるスタッフはそれぞれ得意な楽器があるのですが、
ギターが得意なスタッフもいれば、ベースやドラムが
得意なスタッフもいて、それぞれ得意分野が異なります。
スタジオスタッフたるもの自分の担当以外の楽器にも
興味や知識があったほうがお客さまとも
コミュニケーションが取れるのでは!と、
そんな想いを瀧澤さんにご相談したところ、
面白がっていただいたので、調子に乗って、
スタッフ全員への研修をお願いしてしまいました笑

「やるならスタッフ全員ギター大好きにしちゃいますよ」
との宣言通り、研修が始まる前からハイテンションで、
スタッフひとりひとりを虜にしていく瀧澤さんのパワーたるや、
いやー、すごい。

レコーディングで何度か膝を突き合わせて
濃密な時間を過ごしていたので、ある程度は
瀧澤さんのことを知っているつもりでしたが、
今回、人を教える場で、改めて「この人、ホントすごい!」と
また思わされてしまいました。
僕の知らない引き出しをまだまだ隠し持ってます。
瀧澤克成、おそるべし...です。

それでは、以下、スタッフ全員によるレポート文です。
いっしょにレポート評価をお願いします!

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2018.2.6(火)、2.15(木)

▪️自己紹介
瀧澤さんはYouTubeでよく見ている通りの楽しいかたで、
研修ということで少し緊張していた僕たちも、
なごやか雰囲気で始めることができました。(町田)

瀧澤さんのあいさつはとてもやさしくて、これから良い研修が
受けられる予感がしました。
名前やパートを聞かれたりの談笑も、ギターに関連していたりで
これから研修が始まるんだなと感じました。(市丸)

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▪️ギターの歴史
およそ5000年も前にギターの原型ができたと聞いて、
紀元前からあることに驚きました。
ギターの原型のひとつと言われている「リュート」という楽器を
初めて知ることができました。(市丸)

最初はギターの歴史についての講義から始まりました。
エレキギター自体は誕生してから大体100年くらいしか
経っておらず、他の楽器に比べて歴史は浅いということを
初めて知りました。(町田)

ギターの元となる楽器から、今のギターになるまでの歴史を
詳しく教えていただきました。
アコースティックギターについてや、エレアコや、
フルアコ、セミアコの違いなど、私があやふやだった知識が
明確になりました。
ピアノやギターの種類の違いはわかっていたものの、
詳しく名称を知ることができました。(倉橋)

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▪️ギターの音域の話
人と他の楽器(サックス、ピアノ)との比較。
自分自身吹奏楽もやっていたので、音域の話は
とても興味深かったです。
バンド、ブラスバンドどちらもたくさんの楽器を使い、
ピアノのようにたくさんの音域を出しているということを、
より深く感じました。(倉橋)

楽器本来の音域で演奏することで、
その楽器のポテンシャルが十分に発揮されるということを
学びました。(市丸)

いただいた資料には滝沢さんの声域も書いてあり、滝沢さんは
「ミ3」から「ソ6」までとのことで、ギターと音域が近いと感じました。
(町田)

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▪️休憩前の実演
ここまででいろいろ教えてもらったことを踏まえて
ウタイストの石河さんといっしょに演奏してくださいました。
石河さんのすばらしいヴォーカルを盛り上げていくようにしつつ、
ボディを叩いて生み出すリズムとベースフレーズを同時に鳴らす
ギター演奏を生で見て、こうやって弾くのかと、
まさに目から鱗が落ちる体験でした。(町田)

ギター1本で、たくさんのパートを演奏していて
素直に驚きました。
楽器一つであんなにできたら楽しいだろうな、
と感激しました。(倉橋)

僕らたった3人の前で始まったウタイストの演奏は、
まるでライブハウスやアリーナで演奏しているかのような迫力で、
とても感動しました。(市丸)

瀧澤さんのソロギターは単純にすごいなと感じました。
自分もソロベースに挑戦してみたいと思いました。(山下)

休憩時間に、僕が小学生の頃から動画を見ていることや、
美味しいチャーシューの作り方の話など楽しく談笑させて
いただき、幸せな時間でした。(町田)

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▪️実際にギターを弾いてみよう
後半は、実際にTAB譜を見ながらギターの1弦だけを使って
演奏する講義から始まりました。
僕はバンドでリードギターをしているのですが、メンバーとまったく
同じフレーズを合わせて練習することがなかったので、
すごく新鮮な気持ちで演奏することができました。(町田)

僕はベースなので、正直ギターの演奏に苦戦しました。
しかしながら、初心者でも簡単に弾けるようなフレーズを
チョイスしてくださっていたり、
コードをちゃんと抑えて弾けたとか、細かいところを瀧澤さんが
何度も褒めてくれるので、少しこそばゆく感じながらも、
とても楽しく弾けたのが、よかったです。(市丸)

私はスタジオ1ギターを弾くことができないと
自負していましたが、本当に弾けませんでした!!
楽譜の読み方、TAB譜の読み方はできているのに、
体が追いつかなくて苦労しました。
ギタリストの皆さんは本当にすごいなと、
より尊敬しました。(特に瀧澤さんすごすぎます)(倉橋)

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▪️実際にギターを弾いてみようパート別
「Stand by me」をいろいろなパートに分けて演奏しました。
ひとつめはベースパートで、ふたつめは裏拍のリズムパート。
みっつめはアルペジオで「春に流れる風のように」と
教わりました。4つめはコードパートでした。(町田)

実際に曲を演奏してみると、
一曲なんとか通して弾くことができて感動しました。
またギターにチャレンジしてみようという気持ちにも
なりましたし、次はすぐに挫折しなさそうです。(倉橋)

最初はうまくいっていたのですが、終盤になるにつれて
だんだんと難しくなり、コードのあたりが一番の難関でした。
(山下)

▪️質問タイム
僕が苦手なオルタネイトピッキングの綺麗な弾き方について
教えていただきました。
力を抜いてピッキングのアップとダウンを意識しながら練習するのが
大事だと学ぶことができました。(町田)

「アンパンマンマーチ」や「サザエさん」「人間っていいな」など、
子供のころ聞いていた曲を例に挙げて、「エモい!」と感じるコードを
教えていただきました。(市丸)

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▪️研修最後の実演
最後もおふたりの演奏で締めてもらい、とても有意義で楽しい研修
でした。石河さんが吹いていたカズーという楽器を
僕も使ってみようと思いました。(町田)

▪️総括
自分はドラムだからとなんとなく知ろうとしなかったことが
たくさんあったんだと痛感しました。
これからの業務にも、バンドとしての活動のも、
繋がりそうなポイントがあちらこちらにあるような、
そんな研修でした。
素直な気持ちでチャレンジすることの楽しみを久しぶりに
感じました。(倉橋)

これまでギターは遊びで触る程度だったので、初めてしっかり
教えていただき、とても楽しく学ぶことができました。
2時間の研修も、もう終わってしまうのかと思うくらいでした。
バンドのアンサンブルをする身としては、ある程度ギターに関する
知識も持っていたほうがいいと感じました。
これから先も楽器を触る機会は多いと思うので、
自分でも知識を深めていきたいと改めて感じました。(山下)

ギターという楽器の歴史などを詳しく知ることで、より深くギター
と関わっていきたいと思ったのと、瀧澤さんや石河さんのように、
人といっしょにもっと演奏を楽しむことができるように
なりたいなと思いました。
また、研修の中で浜松にある楽器博物館を教えていただいたので、
色々な楽器を見てワクワクしに今度行ってみようかなと思いました。
(町田)

今回、ギターの面白さとコード進行について学習できたことが
一番の収穫でした。
研修ということを忘れるほど楽しく学習できてとてもよかったです。
(市丸)
posted by VRS at 22:54| Comment(0) | 研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月03日

TRAININGREPORT「velvet room studioレコーディング研修」

こんにちは。
velvet room studio店長の横尾です。

現在、スタジオでは5名のスタッフに手伝ってもらっていますが、
その中に「レコーディングの勉強がしたい」といった目的を
もって来てくれているスタッフもいるので、その子たちには、
レコーディングの準備や後片付けの他にも編集作業等を
手伝ってもらったりしております。

中でも、スタッフの町田は今年の春から来てもらっている
のですが、熱心に取り組んでくれており、今年夏以降に
レコーディングした作品のほとんどに関わって、
タイトなスケジュールにも付いてきてくれています。

そんな彼の熱意に応えようと思い、今後のステップアップのため、
先日のレコーディング研修を行ってみました。

ちょうどわたくしがドラムを自分で叩いて録らないと
いけない用事があり、いつもは自分で「叩きながら録る」という
結構無茶をしており、セッティング3時間、叩く時間は15分...と、
あまり効率的とは言えないことをやっておりました。
そこで、今回エンジニアの祖父江さんにお願いして、
打合せから録音までのやりとりを町田に見学してもらい、
その様子をレポートしてもらいました。
彼がどんなところに注視して、何を感じとったのかを、
みなさんといっしょに見てもらえたらと思っております。

それでは、いっしょにレポート評価をお願いします笑

以下、町田によるレポート文です。

2017.11.30(木)
[当日の大まかな流れ]

■挨拶
一番最初はまずあいさつから。
何事においても重要な事なので忘れるべからず。

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■打ち合わせ/音のイメージの共有
「この曲はどういうイメージでどういった風にしていきたいのか」
というようなことを知っておく。
今回は「ゴリゴリ」というパワーワードが結構出ていた。
事前にデモの音源が送られてきたり、事前に打ち合わせを
している場合も多くある。

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■ドラムの音について
ドラマーさんにチューニングやセッティングをしてもらう
(エンジニアがしたりもする)。
ドラマーさんがモニタリングする用のキューボックスと
会話ができるようのマイクを準備しておく。
横尾さんはノータムで男らしいセットだった。

■マイキング
セッティングが決まったら、共有した音のイメージを参考にマイクを立てていく。

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・kick→アタックと胴の鳴りを録るため2本。

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・snare→打面と裏のスナッピーで2本。裏は垂直に立てていたが、
表は打点のあたりを狙って結構斜めに向けていた。
(リムの鳴り方が今回の曲では少し邪魔だったらしい)
たしかSM57

・hihat→打点とちょうど対角になるあたりに上から垂直に1本。
たしかSM57

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・オーバーヘッド→スネアの真上あたりから垂直で均等に2本。
ブームが重さで下がってきそうだったのでテープで支えていた。
(先人の知恵らしい。ちょっと感動した。)

・アンビエンス→ドラムの前から歩幅3歩ぶんくらいのところに
ステレオになるイメージでちょうど耳の高さくらいに2本と、
みぎ後ろからフロアタムあたりを狙っていた。高さはひざくらい。
アンビエンスは普段聞いているドラムの位置になるので
自分が美味しいと感じたところに立てるといいらしい。
エンジニアさんによって大きく違いが出やすいので
自ら経験して学んでいくことが大切なのかなと思いました。
↓                       
■マイクプリやコンプを通すのとマイクチェック

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マイクで拾った音はとても小さいのでマイクプリアンプを通したり、
kickやsnareにコンプレッサーをかけたりする。
マイクプリのことを「えっちえー」(たぶんHA)と言っていて
カッコよかったので今度からそう言うことにしました。
HAによってサウンドのキャラや質感がとても左右されるそうで、
ここらへんの工程は、経験を重ねていって、どういう音になるか
想像するそうです。
深く知っていくと楽しい部分とおっしゃっていたのですが、
料理を作るのと似たようなものがあるように感じて
興味深いところでした。

マイクチェックはマイクホルダーを軽く爪でこすって、
音が来ているか確認していました。
音が出なかった場合などのときに対処しにくいので、
本当はマイキングをする前にやったほうが良いとおっしゃてました。

■再度マイキングや機材の見直し
軽く録音を何回かしてみてもっとイメージに近くなるように
マイキングや機材の見直しをしたりする。

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最初ドラムのサウンドがイメージよりタイトだったので、
部屋の腰板から反射してくる音を狙うためにアンビエンスとして
2本マイクを増やしていましたが、
それによってすごくドラムサウンドの音像が楽曲とマッチして、
すげえってなりました。

■レコーディング本番

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クリックを流しながらセクションに分けて録っていました。
録音する時に何小説前から流すか判断して伝えたり、
録り直したい箇所を詰めていったりとDAW操作をしながら
円滑にレコーディングを進めていました。
ミキシングルームとブースで距離的にプレイヤーと離れる分、
誤解が多くなりやすいところでもあるので、
事前にコミュニケーションをしっかり取っておくことが
大事であると教えていただきました。

[考え方と感想]
人が演奏してそれを人が録るということが根幹であり、
プレイヤーとのコミュニケーションを大切にして、
作り手の音楽の行きたい方向に少しだけお手伝いをするというのが
エンジニアでレコーディングなのかなと今回の研修を通して感じました。

一つ一つ疑問におもったところを「もっと知りたい!」という
探究心も持つことも大切だと祖父江さんに教えていただいたので
これから学んでいく過程で活かしていきたいと思います。

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■講師紹介
SORA
レコーディング、PAエンジニア
お問合せはこちら→ Twitter @sound_sora
posted by VRS at 15:28| Comment(0) | 研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする