2014年09月18日

EVENT REPORT「velvetalk」Part2

先日8月24日(土)に「velvetalk」と題しまして、
「仕事をしながら音楽を続けること」をテーマに
スタジオ始まって以来初のトークイベントを
開催致しました!

今回は連載二回目として前回の続きを
スタジオブログでおなじみの
カメラマンはっぱさん( @happapapa )に撮影していただいた写真と
ともにレポートしていきます。

velvet room studio店長 横尾(以下、横尾):
5年前とかに状況を落ち着かせようかなっていうキッカケみたいなものは
あったんですか?
もう、それこそ天から降ってきたとか、成り行きとかターニングポイントって
あったんでしょうか?
池脇さんとかだと大学卒業くらいに遡りますよね。

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池脇さん:そうですね、僕の場合は大学4年のときくらいにリストラブームがあって。

横尾:その嫌なブーム、ありましたね…(笑)

池脇さん:そう、もうすごく一生懸命働いてきた中高年の方たちが
会社にどんどん辞めろって言われるのが流行で(笑)

横尾:それ何年ぐらいでしたっけ?

池脇さん:えっと、2004年くらいだったと思います。

YKさん:10年前くらいの不景気の時だ。

池脇さん:そうです。
就職氷河期の始まりみたいな時だったので、結局一生懸命会社の
ために仕事を頑張って尽くしても、首を切られちゃったりするんだったら
好きなことやっていればいいんじゃないかなと思って。
好きなことやっていれば諦めもつくし、自分で選択できるからって思って。
その時に、〇〇出版系の企業に内定いただいていたんですよ。

YKさん:いま〇〇出版ってヤバい会社って聞きますよ(笑)

池脇さん:今聞くとそうですね(笑)
でも、当時は大企業だって思って志望したんですけど、
結局お断りさせていただいて。
それで、親に止められていたけど、
実は小さい頃から保育士になりたかったんだってことを思い出して、
そこから幼稚園教諭免許の勉強と、保育士試験の勉強をし始めたんです。
でも、時期が時期だったので、就職浪人をしようかなって思っていたらすぐに
ドラム講師の話が来て、その直後に人伝いに保育士の仕事も来て
という感じですね。

横尾:でも、池脇さんがそういうことしたいってことをいろんな人に言ってたら
そういう話が来たとか言ってましたよね。

池脇さん:そうなんです!
ああいうことがやりたいとか、こうやりたいとかずっと言っていたら
「じゃあ手伝って」とか「こういうのどう?」とかみんなが声かけてくれて。
じゃあよろしくお願いしますって(笑)

YKさん:やりたいことは、口に出して言った方がいいんですね。

池脇さん:いいと思います、オススメです(笑)

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横尾:僕も、スタジオ始める前から、「スタジオやりたい」て言ってたら
助けてもらったことたくさんありました。
Twitterでも何でも発信しちゃえば勝ちってのもあるかもしれないです。
昔mixiに、自分がスタジオ開いてこういう感じのことやりたいです、
みたいな、今やっていることとはちょっと違うんですけど、そういうことを
書いたらすごい数のリアクションがあって。
「そんな馬鹿なことやめろ」とか、「それ実現させたらスゴいよ」とか、
色々な反応があって。
それでこういうリスクもあるんだとか、こういう考え方もあるんだっていう
のが指標になって、とても参考になりました。

池脇さん:反対意見っていうのも必要ですからね。

横尾:そうそう、すごく大切なんです!
特に反対意見とか、そう思っても人はなかなか言ってくれないですからね。
だから自分からこういうことやりたいとか
発信するっていうことはすごくいいと思います!

YKさん:言ってみるもんですよね。

横尾:先に言っておくと、同じようなこと考えてた人がやらなくなったり
するから、先手を打つ意味でも有効だと思います(笑)

池脇さん:自分にも責任感みたいなのも増えますもんね。

横尾:そうそう、それを自分が育てていかなきゃいけないっていうのもあるし。

YKさん:ところで、まいさんは何でバイトを掛け持ちしようと思ったの?

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まいさん:単純に一ヶ所だけだと生活ができないっていう
収入の問題ですね(笑)
いや、最低限の暮らしだけをするなら一ヶ所で済むんですけど、
音楽活動しながらってなるとやっぱりお金がかかるので。

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YKさん:キッカケって色々あるんですね。
僕もバンド始めた時ってガチガチのサラリーマンだったんで、
もう月〜金まで働いてて、仕事も結構遅かったりするんですよ。
なので普通にライブハウスで活動はできないって思っていて。
バンド組んだもののどうしようと思っていたところ、
当時、渋谷LUSHに後に神聖かまってちゃんのマネージャーになる
方がいらっしゃって、その方が何かの縁で俺らのデモを聴いてくれて。
当時インディーズに僕らが好きなレシーバーズポンポンヘッドっていう
バンドがいたんですが、そのバンドが出演する平日のイベントに
いっしょに出ませんか?って言ってくださって。
うわっ!て思ったんですけど、平日だし仕事もあるしできないなって
思っていたら、リハーサルなしで出番も遅くしますって言ってくださって。
それで好きなバンドと共演することができたんですが、
でも、まぁリハーサルもしてないし、他は上手なバンドばかりで、
ボコボコにやられちゃったんですけど(笑)でも、できるんだって思って。
リハーサルとかできなくても調整次第で平日でもライブできるんだって
気付いて。そこから来たライブは全部引き受けてました。

横尾:おおっ!

YKさん:もうライブやれることが本当に嬉しくって。
ライブハウスからしてみたら、バンドはいればいるだけいい訳ですよ。
土日のイベント以外にも、平日でもライブハウスは営業しなければ
いけないので、当時の僕らみたいな無名のよくわからないバンドでも、
出てくれればそれでいいっていうところもたくさんあって。
だから、引き受けますって言えばオファーもいっぱいくるし。
ライブができるってことだけで当時はすごい嬉しかったんで。
普段サラリーマンやっている僕でも、
ライブハウスではミュージシャンとして扱ってくれるし。

横尾:日常と変われる瞬間ですよね。
その当時は、wearerってメンバー揃っていたんですか?

YKさん:人数は揃っていたんですが、今とはメンバーは全然違いますね。
うちのバンドには、ベースボーカルにえいちゃんって女の子のメンバー
がいてツインボーカルのバンドなんですけど、
いまは赤ちゃんを産んで育休に入っているんですけど、
その子とふたりで好きな音楽も似てるしバンドやろうかって始めて。
メンバーも揃わないのに、スタジオってお金払えば大きな音出していい
とこあるらしいよって、ふたりで調べたりしてやってたんですよ(笑)
でも、どうにもならない訳ですよ。人数も足りないし。
そうしたら、ある日仕事のストレスで肺が破れちゃったんですよね。
朝会社行ったら胸が痛くて、午後になってすごく痛くなってきちゃって、
我慢できなくなって病院に行ったら、
「肺が破れてるんで、大きな声とか出さないでください。」って言われて。
で、入院して、えいちゃんに、リハとかしばらく行けないや、ごめんねって
言ってたら、僕が倒れている間にメンバーを探して揃えてくれていたみたいで。
そこからバンドとしての活動がスタートしたんです。

横尾:じゃあ、えいちゃんがいなければwearerはできなかった訳ですね。

YKさん:そうですね。
まぁ、その後メンバーチェンジとか色々あって今に至ると。
当時のギタリストなんか、奥さんが何かの拍子にいきなりキレて、
ライブがもう決まっているのに「ちょっと奥さんが…」とか言って
いきなり辞めてきましたよ(笑)
ツインギターでOasis的な感じでやっていたのに、いきなり辞めるって
言い出して…仕方がないので、僕、ギターなんてやってなかったんです
けど、無理矢理ギターを始めて、いままでやってきたので、
やれば何とかなるもんです(笑)

横尾:もう今や、ギター持ってジャケット映るくらいですからね(笑)

YKさん:お恥ずかしい(笑)
そう、あのギターもメンバー辞めちゃったって聞いてから買いに行ったん
ですから。やべっ、辞めたわって慌てて(笑)

横尾:すごい(笑)
YKさんに聞きたかったのが、大学を卒業してからwearerを始めるのに
ブランクがあるじゃないですか。
大学ではサークルとかでちょこちょこやってて、自分が演奏する立場から
聴いたり観たりするだけになった訳じゃないですか。
その頃はもう、全然弾いたりとかしてなかったんですか?

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YKさん:何か…高校卒業する時に馬鹿だったんで、
大学入ってバンド組めばデビューできると思っていたんですよ(笑)
SONYとかコロムビアってすぐ入れるんじゃない?みたいな(笑)
で、実際バンドやったんですけど、まぁ全然ダメで。
それでダメだからすぐに就職するみたいなことを言い出すと、
バンドも活動しなくなるんですよ。
で、もうその現実に心が折れてしまって、もうダメだこれは、ってなって
すぐに就職してしまったので、だからもうなるべくロックも聴かないように
してました。もうギター弾いてるバンドを聴きたくなくて、
いきなりハードテクノを聴くようになって(笑)
その時は、ギター弾いてるバンドとか腹立たしいんですよ。
下北なんか無くなれって思ってましたもん(笑)

一同:爆笑

YKさん:で、その時にテクノを聴いてた経験が
今の曲作りに活きているんですよ。

横尾:なるほど!wearer必殺の四つ打ち(笑)

YKさん:ルート音ってこういうことなんだなってその時に分かったんで(笑)
だからその時にギターロックを観るのが辛くて、アジカンとか出てきて
売れるじゃないですか。
世代も近くて好きなものも似てるからああいう人たちが世に出てくると、
勝手にしんどくて、友達じゃないんですけど(笑)
だからもう何もしなかったです。

横尾:それが7年間くらい?

YKさん:この冬ごもりの時期は長かったですね。
その時すでに枯れ果ててたんで、酒ばっか飲んでましたね。

横尾:それ最近もあまり変わらないじゃないですか(笑)

YKさん:た、確かに…(笑)


と、今回もここまでとさせてください。
スタジオのバイトの子たちががんばって内容を
すべてテキストに起こしてくれたので、続きはまたすぐ書けると思います!
少しの間、お待ちください!

次回は個人とバンドでの活動の違いについてお届けしたいと思います!

■Information
【まいさんからお知らせ】
去年も開催した同タイトルのイベントを今年も開催!

"君に聴かせたい歌があるんだ2"
日時:2014年10月25日(土) 開場 17:30 / 開演 18:00 / 終演 21:30 (予定)
会場:町田The Play House
演奏:まいようすけ / ノベルム / 仲街よみ(ex.Licca) / franfran
主催・制作 : YOJYOHAN LABEL / 協力 : The Play House
お問い合わせ : The Play House TEL 042 - 851 - 8311 (15:00〜22:00)

【YKさんからのお知らせ】
wearerの次回のライブですが、
10/3(金) 渋谷Milkywayにて、Club BAGSYのアニバーサリーに登場!
曽我部 恵一さんやORANGE RANGEのnaotoさんなど、
半端ない面子を向こうに、秋の長い夜にこれでもかと
おセンチに廻します。みなさま、ぜひとも!

"Club BAGSY 12th Anniversary party"
日時:2014/10/03 (金) 18:00 open〜 ALL NIGHT
会場:渋谷Milkyway
LIVE:wearer / 曽我部恵一 / the twenties / The Chimney Sweeper / DATS and more
DJ:naoto (ORANGE RANGE) / TAISHI IWAMI(Rumble) / DJ KYOKO and more
VJ:skyclaps
詳細はこちら→ http://sound.jp/bagsy/
posted by VRS at 15:07| イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月03日

EVENT REPORT「velvetalk」Part1

先日8月24日(土)に「velvetalk」と題しまして、
「仕事をしながら音楽を続けること」をテーマに
スタジオ始まって以来初のトークイベントを開催致しました!

当日は神奈川県外からもご来場いただいたりと、
今回のテーマに強い関心を持ったお客さまが集まり、
静かに熱いイベントとなりました!

その模様をスタジオブログでおなじみの
カメラマンはっぱさん( @happapapa )に撮影していただいた写真と
ともにレポートしていきます。

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□出演者プロフィール

・池脇 嘉一
1980.11.25生まれ。保育士&ドラム講師。
【好きな事を仕事にする】と決意をし、企業の内定を蹴り就職浪人。
2004年に相模原市橋本にある楽器店アフタービートからのオファーにより
ドラム講師となる。同年12月に保育園で働きはじめる。
好きな言葉は【ガンガンいこーぜ!】
射手座でA型です。


・川上 裕 a.k.a. YK
 ロック・バンド"wearer"のギター・ヴォーカルであり、
ほぼ全ての楽曲を手がけるソング・ライター。
バンドにおいては、小西康陽、ヒダカトオル、DE DE MOUSE、坂本美雨、
やけのはら等と共演、ジャンルやシーンを越えた活動が話題を呼ぶ。
2014年には、小林幸子が出演したことで大きな話題を呼んだ
Shimokitazawa SOUND CRUISINGに出演。
一方、ソロでは弾き語りやDJなど、呼んでいただければどこにでも
馳せ参じる精神で、縦横無尽に活動中。


・まいようすけ
 1989.3.6 / AB / 神奈川県相模原市出身
高校3年生の春、少ないオリジナル曲でライブハウスに一人で出演し始める。
その年、31年振りに開催された「吉田拓郎&かぐや姫Concert in つま恋」
に参加。名曲の嵐に青春時代を照らし合わせて涙する大人達を見て、
フォークソングを歌い続ける事を決意する。
2009年3月、初めての音源「僕が大人になる前に」を、
2010年の春、シングル「ぬくもり」を自主制作で発売。
2013年4月、個人レーベル「YOJYOHAN LABEL」を立ち上げ、
レーベル第一弾作品として2013年秋に実に5年ぶりのアルバムを発売した。


velvet room studio店長 横尾(以下、横尾):
それでは、トークを始めていく前に自己紹介からお願いしたいと思います。
まずは池脇さんからよろしくお願い致します。

池脇さん:こんにちは、池脇嘉一と申します。
普段、午前中は保育園の先生をやって、午後はドラムの先生をやって、
その合間にレッスン動画を録って、編集して、YouTubeに配信して、
という感じの一日を送っています。
今日はよろしくお願いします!



横尾:じゃあ、続いて、まいさん、お願いします。

まいさん:まいようすけと申します。
相模原市に住んでシンガーソングライターとして色々活動しています。
2006年ぐらいからずっとやっているんですけど、
地元にこだわってやっていて、最近も横尾さんに手伝っていただいて
MVを作ったりとか、相模原市を応援する活動しています。

YKさん:志が高いね(笑)

横尾:追憶の16号線っていうMVを最近つくりまして!(笑)
もしよろしければぜひYouTubeを見てください!



まいさん:普段はアルバイトをしながら生計を立てていて、
一人暮らしをしているんですけど午前中はファストフード店で、
午後はカフェで働いてですね、その合間をぬって音楽活動をしている
という感じで、中々大変ではあるんですけどやりがいはあるので、
今日はその辺の話ができたらなと思っています。よろしくお願いします。

横尾:じゃあ、続いて、YKさん、お願いします。

YKさん:wearerというバンドをやってるYKこと川上裕と申します。
僕は月〜金まで普通にサラリーマンをしておりまして、
土日を使ってバンド活動をしております。
たぶんこの中で一番キャリアが浅いのが僕で、
30歳くらいになって今のバンドを始めて、
一応去年CDを出させていただいたりとか色々活動をしております。
今日は、先輩方の話を伺いながら僕は今日勉強しようと思っていますので
どうぞよろしくお願いします(笑)



横尾:YKさんが話している感じ、一番貫禄有りますが(笑)

改めまして、このvelvet room studioの店長をやっております
横尾と申します。
今日は司会進行を務めるとともに、
僕も昔、サラリーマンやりながらバンドやっていた時期が
あったので、その時期を思い出しながらみなさんといっしょに
お話ができるかなと思っております。

そして今回のイベントは、僕を含め4人のことを見本にして、というよりは
こういう考え方、生き方もあるんだな、みなさんが音楽をやってく上での
参考例が発見できればくらいの気軽なイメージで立ち上げた企画なんです。
なので、テーマはまじめですが、堅苦しいものでなく、
スピーカーのゲストの方々もアットホームな感じでお話ししたい
と思っているので、そんな雰囲気でお過ごしいただければうれしいです。

ということで、早速トークの方を始めていこうと思うのですが、
まず、みなさんそれぞれいつぐらいから今の生活に落ち着いているのかな
みたいなところを聞かせてください。まず池脇さんからお願いします。

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池脇さん:僕がドラムの先生を始めたのが2004年の大学卒業してすぐの
4月、5月ぐらいからで、その年の12月ぐらいから保育園の先生になろう
かなとも思い始めて。ただ、音楽だけで生活しようとは全然思ってなくて、
なので、知り合いの人が声をかけてくれて
いまの状態に落ち着いた感じです。
あと、2004年当時はまだ、トラックの荷下ろしの仕事と倉庫の
積み込みとかの仕事を、保育園とドラム講師の仕事と掛け持ちしてました。

横尾:その仕事終わってから保育園とか、
そういうスケジュールだったんですか?

池脇さん:知り合いのトラック運転手のおじさんに早朝の荷下ろしを
手伝わないかと言われ、肉体労働好きなので(笑)やることにして、
週何回か早朝に倉庫に行って、終わってから保育園に行き、
その時はまだレッスンも生徒さんが少なかった時期なので、
レッスンがない時は家でぼーっとして、夜倉庫に行くみたいな感じでした。

横尾:睡眠時間は確保できてたんですか?

池脇さん:昼にぼーっとしてるので睡眠時間はあまりいらなかったですね(笑)

横尾:なるほど、すごい(笑)
まいさんも生活的には、結構朝も夜もという感じですか?

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まいさん:今はこの人数だから言えるんですけど、朝は〇〇でバイトして
まして、早朝の5時に入って…6時オープンなんですけど。

YKさん:〇〇ってそんな朝早いの(笑)

まいさん:早いです(笑)
それで9時ぐらいにお昼の人に引き継いで一回家に帰って家事をしてから、
自分の音楽の作業をして、午後にカフェでバイトしているんですけど、
そこで夜まで仕事する感じです。

横尾:そのスケジュールで寝れてるんですか?

まいさん:寝れないですね、あんまり...でも3〜4時間は寝てます。
ちょっとずつ身体を蝕んでる(笑)

横尾:まいさんその生活って何年くらい続けてるんですか?

まいさん:でも、まだ一年半くらいです。
それまで僕、尚美ミュージックカレッジっていう音楽の専門学校で
4年制の音楽ビジネス学科というところで音楽ビジネスを学んでいて、
演奏は一切習っていなくて。

YKさん:何を教えてもらうんですか、そこって。

まいさん:わかりやすく言うと、著作権の管理や、
Illustrator・Photoshopでアーティストのプロフィールの作り方、
お金がどういう風に流れていて、ビジネスをする時、どうしたらいいのかとか。
もちろんスタジオもそうですし、レコード会社やインディーズレーベルが
どうやってお金を儲けているのかということを勉強していました。
今は、ビジネス系の会社には行かず、歌を唄う活動をしているのですが。

横尾:学校に協力してもらって自分の作品の流通とかも。

まいさん:そうですね。去年は学校の先生が自分の作品を評価してくださって、
ここ(velvet room studio)でレコーディングしたアルバムを
学校の先生が運営しているレコード会社で流通していただいて、
出版権利は〇〇の音楽出版が持っていて、流通は〇〇ってところが。

YKさん:じゃあ、うちと一緒だ。
うちは、その〇〇の中に〇〇の出版社があって...
うん、もうやめましょうこの話(笑)

横尾:じゃあCD出したい人はあとで直接聞いてもらって(笑)
池脇さんは、早朝にお仕事していた期間はどれくらいなんですか?

池脇さん:でも、全部で重なっていたのは2〜3年かな。
ずっと保育園の先生になろうと思っていたんで、途中で保育園の方に
比重を置いた時期もあり。
その後、ドラムの生徒さんがいっぱい来たりして保育園の仕事を減らしたり。
それで、2007年くらいに保育士の資格を取ったんですね。
そこで職場から正規職員はどうか、と言っていただいて。
でも、ちょっと嫌です...と(笑)

横尾:それは断っちゃうんですね(笑)

池脇さん:そうですね、ドラムももう少しやりたいこともあり。

横尾:じゃあ今はフリー契約みたいな感じですか?

池脇さん:パートみたいな感じで、福利厚生があってと。

横尾:ほぼ個人事業主ですね。

池脇さん:本当、去年あたりからキツくなってきて、
保育園の仕事も辞めようかと思ったんですけど、
色んなミュージシャンの方から堅い仕事は続けた方がいいと言われまして。
まあ、確かに嫌いじゃなければ続ければ良いと思うし、得るものもあるし。
子どもに触れていると、子どもに教えるのと大人に教えるのって
共通する部分があって。
子どもに教えるノウハウをそのまま大人に持っていくと、
大人にもすごい分かりやすいっていうこともあって。
これは続けてみようかなって...そんな感じです。

横尾:なるほど!いい相関関係ですね(笑)

池脇さん:そうですね(笑)
2008年くらいからは保育園とドラム講師の仕事のみです。

横尾:充分に寝られているんですか?

池脇さん:そうですね。
でも自分の自由な時間を作ろうとするとそんなに寝られないですけど、
その分楽しいことやっているのでいいかなって。

横尾:なるほど、ありがとうございます!
YKさんはwearerやり始めてどのくらいなんですか?

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YKさん:そうですね。
みなさんやっぱ音楽ありきで仕事の方を調整されていると思うんですけど、
先ほど堅い仕事は辞めない方が良いという話があったように、
僕もガチガチに堅い仕事をしていまして。
教育関係の仕事をしているのですが、大学を普通に卒業して、
就職して働いていおります。
2008年くらいに今のwearerが始まって、ちゃんとやり始めてなので、
現在の状態になったのは5〜6年くらいですかね。
そのとき29歳とかだったんですけど、バンドやりてえなって思って(笑)

横尾:急に(笑)

池脇さん:僕も29歳くらいのときに有名になりたいと思ったので、
何かありますよねそういうの。こう、30歳に近づくにつれ、
今まで出来なかったこの熱い気持ちをぶつけようみたいな(笑)

YKさん:実は横尾店長とも大学が同じなんですけど、音楽サークルにいたので、
周りにガンガンにバンドをやっている人が多くて。
それこそフジファブリックの金澤くんも同じサークルだったので、
メジャーでやっている人たちとかもいて。
サラリーマンしながらバンドをやっている人とかもいたんですけど、
自分はああいう風にはできないし。
でも格好悪いことはしたら嫌だなって思って(笑)
やるならちゃんと、いきなり出てきましたみたいな感じでしたいな
とか思っていたんですけど、
結局、29歳くらいになったときにもういいなあダサくてもって。
どんなに格好悪くても良いから、バンドやりたいって人といっしょに
バンドやったらいいんじゃないかと。
結果的に、周りを見渡すとくすぶっている大人というのが居るわけですよ。
バンドやりたいんだけど、どうしたらいいのか分からないって人たちが
結構いて。
まあ、ちょっとよくわかんないけど、スタジオっていう楽器を演奏して
いいところがあるらしいよっていって(笑)
スタジオを探しまわって、メンバーとか全然集まってないんですけど、
とりあえず手元にある楽器を持ってちょっと行こうよって。
それがwearerの始まりです(笑)

池脇さん:でもそれがいまや、自分たちでCDつくって
全国販売に至っている訳ですもんね。

YKさん:それは、本当にありがたいことですね。

横尾:あと、SNOOZERのタナソウさんと一緒にイベントやったりしてますもんね。

YKさん:そうです!
学生時代から読んでいた「SNOOZER」っていう雑誌の編集長だった、
田中宗一郎ことタナソウさんっていう音楽評論家の方が大好きでして。
それで、最近タナソウさんのイベントとかに呼んでいただけるようになって、
僕ら東京についての歌とかよく歌うバンドなんですけども、
タナソウさんがTwitterとかで、
「僕は大阪育ちで東京ってほんとどうしようもないことで一杯だけど、
彼らの曲を聴いてると東京やっぱ好きだなって思えます」
っていう風に言ってくださって。
だからこう、昔から好きだった人といまこうやって繋がれているっていうのは
すごいありがたいですね。だからもうそれだけです。

池脇さん:いいですよね。
僕も中学生の時にBUCK-TICKというバンドを観てドラムを始めたんですけど、
今年そのヤガミさんにある飲み会でお会いして。

YKさん:ドラマー飲み会みたいなものですか?

池脇さん:そうですね。
プロドラマーの方々が一同に介しているところにヤガミさんがいて、
去年も会っているんですけどその時は全然僕のこと認知していなくて。
それで今年行ったら、
「池脇くん、ちょっと動画こういう風にした方が良いよ。」って、
僕のことを認知してくださっていて、
アドバイスもいただけてすごく感動しました。
音楽を続けていると、憧れの人に会えたりごいっしょできるっていう
この感動は何とも代え難いですよね。

YKさん:そうですね。
僕はみなさんみたいにずっと音楽続けてきた訳じゃないですけど、
音楽は好きでい続けてきたので、
なんか今になってそういうご褒美をいただいているのかなって。
僕らの世代でいうと、サニーデイサービスやスーパーカーが好きで
聴いていたバンドなのですが、そのメンバーの方々ともイベントで
ごいっしょさせていただいたりすることがあるので、
そういう憧れていた人たちと何かいっしょにやれるってのは
一番うれしいことですよね。

横尾:音楽を続けていないとできないですもんね。
じゃあ、みなさん、現状に落ち着いたのは
ここ5年以内ぐらいの動きなんですかね?

池脇さん、YKさん、まいさん:そうですね。


と、今回はひとまずここまでとさせてください!
何せ当日、イベント開始から2時間、結局解散になるまでに4時間ほど
経っておりまして...。
お話の内容をまだすべてテキストに起せていない状況ですので、
続きはもう少しお待ちください!

次回は現状にたどり着くに至るキッカケについて
お届けしたいと思います!お楽しみに!
posted by VRS at 15:18| イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする